じらされると男性でも期待が高まって興奮しますよね。
でも女性へのじらしは期待感を高める以上の意味を持っています。女性へのじらしはエロスイッチをONにするという重要な役割があるのです。
これを理解するには男女での性感の高まりの違いを知る必要があります。女性はジワジワ興奮が高まるので最高点に達するまで時間がかかります。
落ち方もゆるやか。
でも男性は一気に高まり、一気に落ちていきます。
この違いが女性をイカすのを難しくしています。男と同じようにすぐ気持よくなるもんだと思って、いきなり乳首をコリコリし始めてしまうんですね、たいていは。
しかしグラフを見てもわかるように女性はエロい気分が盛り上がるまで時間がかかります。だから、じらしが必要なんです。
まだエロい気分が高まっていない段階で乳首を刺激されても、女性は赤ん坊にオッパイをあげてる時と一緒で性的な快感を感じないんですね。それどころかすっかり気持ちがシラケてしまいます。
まずしっかりスイッチを入れてあげないといけません。
いきなり乳首やクリトリスなどの核心部分を刺激するのではなく、最初はその周辺を愛撫して、本格的に感じるための準備をさせてあげましょう。そうすると脳内物質のドーパミンがどんどん放出されて、愛撫されたときに感じる性的快感が何倍にもアップしていきます。
じらし方というのはそれほど難しくありません。大事な部分を後回しにして周辺からじっくり責めていけばいいだけ。
とくにポイントとなるのは乳首とクリトリスです。前半の山場が乳首。後半の山場はクリトリス。そうとらえて前戯を2分構成で責めていきましょう。
前半のクライマックスに乳首責めが来るように責め手順を構成します。最初は耳・首筋・脇腹・鎖骨・背中などを指でさわさわしたり、そっと舐めたり。
充分にじらしてからオッパイに取りかかります。このときもすぐに乳首を責めるのではなく、円を外から内へ包囲網を狭めていくようにジワジワ近づいていきます。
後半もクリトリス責めまでたっぷりじらします。太ももやお尻や股の付け根からスタートして、ちょっとずつオマンコに近づいていきます。
オマンコに到着してもまず大陰唇をさわさわ。次は小陰唇。さんざん遠回りしてやっとクリトリスへ。
セックステクニックの動画教材を見ると各プロたちがいろんなじらしテクニックを使っています。文字で勉強するよりはやはりお手本を直接見て真似するのが一番はやいです。
上手な人たちが大抵やっているのは、次の3つ。
この他じらすときの注意点としてはソフトタッチが挙げられます。触るときも舐めるときもとにかくソフトを心がけます。ソフトタッチについては次のページの第3章 セックス上手な人がやってるソフトタッチを公開で詳しく解説しています。