キスは他のセックステクニックと比較すると全然難しくありません。
やることが単純だからです。唇と唇を合わせたり吸ったり舌を絡めたりで、それほどバリエーションもありません。コツといっても「ソフトなキスから始めてだんだん激しくしていく」ということぐらい。
その割にはセックスにおける重要度はかなり高く、とくに女性はキスを男性の何倍も重要視しています。
つまりセックス中はキスを何度もしないといけないということ。「女性はムードに弱い!セックスでのムード作りのコツ」にも書きましたが、セックスの最初だけキスをして、それ以降まったくキスのないまま愛撫から挿入へと進んでそのまま終了という男性がすごく多いです。
だからキスの回数を増やすだけで他の男に差をつけれます。
ここでひとつの問題が生じます。だんだん激しくしていくのが理想なのに、セックスのはじめに激しいディープキスをしてしまっては、そのあとも同じことの繰り返しになり盛り上がりません。
だからディープキスはあとに取っておくのが正解!
キスはセックスの最初だけするものだと多くの男性は思ってるから、そこですべてを出し尽くしてしまいます。
上手な人はセックスの最中でも何度もキスをするので、序盤はそれほど激しいキスをしません。全身へのじらし愛撫が完了してオッパイを責めたりする頃になってようやく本格的なディープキスが登場します。
もちろんまだこの段階ではMAXではありません。一番激しいディープキスはチンポを挿入して女性とひとつになってからです。
「ソフトなキスから始めてだんだん激しくしていく」という流れを長いスパンで構成出来るようになるとキス上手な男の仲間入りです。
序盤のソフトなキスでは力を抜きましょう。唇は尖らせないように。力んで唇が硬くなってると相手は気持よくありません。ふにゃふにゃ度が高ければ高いほど相手に喜ばれます。
そして唇同士が触れたら焦らずゆっくり動かします。ふにゃふにゃの唇+ゆっくりとした動き、これにより気持ちのいい柔らかさが出ます。
これらの動きをとにかくゆっくりした動作で行います。
ずっと唇をくっつけてキスしたままでは飽きるので、たまには唇を離して見つめ合い、それからまたゆっくりキスを再開する。あるいは唇以外の場所(まぶた・頬・おでこ)などにもキスする。このような変化を途中で何度か挟みます。
さらにボディーへのソフトタッチも加えていくと完璧です。
ディープキスもいろいろな動きのバリエーションが存在しますが、実はこれあまり重要ではありません。大事なのはむしろ同時に行うソフトタッチなどの方。
一応ディープキスのバリエーションをまず紹介しておきます。
これらの動きを愛撫のアクセントとして使用します。ディープキスは脇役でしかありません。メインは愛撫の方だということを忘れないように。
女性の体を舌と両手で愛撫していき、途中でアクセントとしてディープキスを行います。ディープキスの最中も両手は休んではいけません。ディープキスしながら背中や脇腹、あるいは乳首などを両手で愛撫します。
ディープキスが終わったら再び舌と両手での全身愛撫を再開。
そしてしばらくしたらまたアクセントとしてディープキスに戻ってきます。
このような感じなのでディープキスを単体で使用することはほとんどありません。愛撫とワンセットです。
キスにもいろんな種類があるのでそれを覚えればキスが上手になれるような気がします。カクテルキス・サーチングキス・ピクニックキス・バードキス・・・
しかしキスで大事なのはむしろ用い方。
キスの種類や名前を覚えることよりも、途中で見つめ合ったり頬にキスしたりすることの方が遥かに大事です。
ディープキスにしてもそう。どんなディープキスをするかよりも、どんな流れでディープキスに至るのか、ディープキスをしながらどんな愛撫をしてるのか、などの方が重要。
「ソフトなキスから始めてだんだん激しくしていく」という原則を守りながら、キスでセックスを盛り上げていきましょう。